控索(支線)振動による碍子、本体構造物への影響

放送用鉄塔に代表される支線(控索)は張力とその形状から数々の自然からの影響を受けています。

とくにレインバイブレーションなど断面形状に起因する流体力学的挙動には顕著な反応を示しています。

しかし、ケーブルの耐久性や振動特性は、「減衰定数を高い目の4%以上に設定」と表現される<斜張橋ケーブル(斜材)>の規定が2000年代に設定されているのみです。

ケーブル定着点近傍にダンパーや振動減衰機構が設置されていますが、さらに断面変化点における詳細なメカニズムの解明が求められています。

柔構造物における断面変化点の挙動解析は依然未知の分野であり、今後のセンシング技術の発展に期待するところが大きく、着目する課題の1つと思われます。