実績

情報板支柱(単柱)

数年前の倒壊事故以来、橋梁共架方式の情報板(F型片持ち構造)を主体に加速度計測による挙動確認と構造別分類を統計処理してきています。

その結果、タイプⅠ(橋脚上設置)からタイプⅤ(橋梁本体張出架台)に分類、それぞれの傾向と設置箇所の個別環境を分析して疲労蓄積の観点から課題抽出。

数十箇所におよぶ計測の結果、撤去移設を助言した箇所が若干ではあるが存在しています。

さらに、左に示す土工部に設置されている逆L型支柱に関しても振動計測の結果、基礎を含めた全体構造系からの課題を含め、車両風圧の影響まで解明しつつあります。


技術資料

(土工部に設置された曲線を有する角型情報板支柱の振動制御の検討)


技術資料

(土工部に設置された角型情報板支柱の通行車両の違いによる振動に関して)

鉄塔および支線

放送用鉄塔新設工事において、完成時の支柱振動計測が条件付けされており、支線節点毎の計測を行います。

支線アンカー近傍で起振することで支柱に加振することができます。

人力起振後に振動が塔に伝播してゆくことで固有振動数として現れることになります。

節点間の支柱固有値は相対的なものであり支線振動が卓越する結果となります。

鉄塔全体の固有振動数は支線固有値の影響を大きく受けることになるので、支線を計測すれば鉄塔全体の振動特性が把握できます。

情報板支柱(門型)

F型情報板支柱で蓄積した知見を門型情報板支柱に適用すべく、大スパンの門型支柱の代表的なトラス構造を調査しました。

構造的にはF型の先端を剛結した構造との評価をしており、梁部分の面内面外成分の合成が支配的な要因となると考えられますが、今後のデータ蓄積によって評価することになります。

総じてトラス構造の隅角部、鋼管ないし矩形断面構造の面内変位が動的評価対象になると考えられます。

矩形断面では応力分散は期待できるが面内変形が大きく、支柱基部の応力が課題です。


技術資料

(門型情報板調査報告(抜粋))

集合照明柱

15年以上前に建設された「集合照明柱(ハイポール)」に関して年数経過対策として撤去が検討されているが、PA(駐車場)、SA(サービスエリア)内に建柱されているため、一般交通と直接的干渉が予想され、安全、工程、コストともに解決すべき課題が多く存在しています。

全体主構造の安全性検証のみならず、デザイン部品耐久性、設備架台耐久性などすべての構造詳細の見直しが、安全確保のために必要と考えられます。

しかし、現状のたたき点検などの維持管理点検システムでは、充分とは言えず、トラブル発生都度の対応になることが多くあります。

動的評価システムを用いての予備調査を実施して方向性を定めることなりました。


技術資料

(ハイポール予備調査(抜粋))